【中医協】医療クラーク加算、15対1と20対1を新設(医療介護CBニュース)

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は1月27日の総会で、2008年度の診療報酬改定で新設された「医師事務作業補助体制加算(医療クラーク加算)」を見直し、来年度の報酬改定で点数を引き上げた上で、より手厚い医療クラークの配置を評価する加算を新たに設けることで合意した。届け出病床数に対する医療クラークの配置数は現在、「25対1補助体制加算」の点数(355点)が最も高いが、より手厚い配置に対する評価として15対1と20対1を新設する。個々の点数については、今後の総会で協議する。

 厚生労働省がこの日、総会に示した改定案によると、15対1と20対1の施設基準は、▽第三次救急医療機関▽小児救急医療拠点病院▽総合周産期母子医療センター▽年間の緊急入院患者数が800人以上の実績を持つ病院―の4つ。25対1と50対1では、これらの基準のいずれかを満たすか、▽災害拠点病院▽へき地医療拠点病院▽地域医療支援病院▽年間の緊急入院患者数が200人以上の実績を持つ病院▽全身麻酔による手術件数が年間800件以上の病院―のどれかをクリアする必要がある。さらに、75対1と100対1では、50対1までの基準のいずれかに該当するか、年間の緊急入院患者数が100人以上の実績を有する病院としている。

 厚労省の改定案に対し、委員からは「区分が細分化しているので、将来的には患者に分かりやすくしてほしい」などの要望が出たものの、反対意見は特になかった。


【関連記事】
【中医協】重点課題のうち入院関連の改定案を提示−厚労省
【中医協】「入院時医学管理加算」名称変更へ、要件緩和は検討継続
【中医協】軽症の救急受診、特別料金徴収は見送り
【中医協】NSTや呼吸ケアなど、チーム医療で3加算を新設
【中医協】診療報酬改定に国民の声を、中医協が地方公聴会

<裁判員>候補者で辞退希望などは約7万人 除外して選定へ(毎日新聞)
押尾容疑者を保護責任者遺棄致死罪で起訴(産経新聞)
署の朝礼で告発され、セクハラ警官停職処分(読売新聞)
家賃代わりにみだらな行為 少女を泊めた男逮捕(産経新聞)
参院選指揮、小沢氏に委ねる=鳩山首相(時事通信)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。